三越伊勢丹HDは業績・配当予想の増額修正など好感され出直り強める

2023年11月13日 09:38

■中間配当、期末配当とも各12円(従来予想比4円増)に

 三越伊勢丹HD(三越伊勢丹ホールディングス)<3099>(東証プライム)は11月13日、出直りを強めて始まり、取引開始後は1733.5円(40.5円高)まで上げ、今年8月につけた2025年以来の高値1793円に向けて上値を指向している。前取引日の10日に第2四半期決算と通期業績予想、配当予想の増額修正を発表し、好感買いが先行。瞬間的に25円安の場面があったものの切り返した。9月中間配当は1株12円(8月に開示した従来予想比4円増)とし、3月期末配当も12円(同4円増)とした。

 第2四半期連結決算(2023年4~9月・累計)は前年同期比で売上高が11.5%増加し、営業利益は2.3倍に、親会社株主に帰属する四半期純利益は91.3%増加した。今期・2024年3月期の連結業績予想を全体に増額修正し、5月に開示した予想に対し、売上高は1.9%上回る見込みに見直し、営業利益は26.3%、親会社株主に帰属する当期純利益は23.3%上回る見込みに見直した。増額後の予想1株利益は96円87銭。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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