特別展「鳥」国立科学博物館で - 剥製標本などを展示、鳥類の進化の不思議に迫る

2023年11月6日 08:28

 特別展「鳥」が、東京・上野の国立科学博物館にて、2024年11月2日(土)から2025年2月24日(月・祝)まで開催される。

“科博”史上初、鳥類をテーマにした特別展
 特別展「鳥」は、鳥類にフォーカスした国立科学博物館史上初となる展覧会。急速に発展するゲノム解析による研究により明らかになった最新の進化系統をもとに、鳥類特有の身体の構造や生態を紹介することで、鳥たちの多種多様な進化の不思議を学んでいく。

 世界的に分布し、家禽やペットとして人間の生活とも深く関わっている「鳥」。畏敬や愛玩の対象として、人間にとっても身近な存在である鳥類は、調査が比較的容易であることから生物多様性の指標になり、鳥類を知ることは生物多様性や地球環境の保全にとっても重要との認識を示されている。

剥製標本などを展示
 本展では、そんな鳥類の起源から、鳥類の進化と多様性、渡りや托卵、繁殖、採食方法といった生態まで、様々な視点から鳥と共に歩む未来について考える。加えて、鳥同士の「言葉」や視覚からの情報による高い認知能力についても紹介。剥製標本など圧倒的な標本数と大迫力の展示を通して、鳥類の不思議で魅力的な姿に迫る。

展覧会概要
 特別展「鳥」
会期:2024年11月2日(土)~2025年2月24日(月・祝)
会場:国立科学博物館
住所:東京都台東区上野公園7-20
※会期、開館時間、休館日、入場料の詳細は決定次第、プレスリリースおよび公式サイト等にて告知。
※入場方法等の詳細は決定次第、公式サイト等にて告知。
※内容は変更になる場合あり。

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