アビスパ福岡が初タイトル ルヴァンカップ
2023年11月4日 15:47
4日、JリーグYBCルヴァンカップ決勝が東京・国立競技場で行われ、浦和レッズとアビスパ福岡が対戦、アビスパ福岡が2-1で制し初優勝を果たした。アビスパ福岡はクラブ創設以来、悲願の初タイトルを獲得した。
福岡が早い時間に先制、前半終了間際に貴重な追加点を奪った。後半もPKのチャンスがあったがここで得点できず、逆に浦和に1点を返されると終盤まで接戦が続いた。しかしその後、得点を許さなかった福岡が1点差で凌ぎ切った。
前半5分、福岡は前寛之が中央付近から右サイドの紺野へパスを出すと、紺野はPA右へ持ち込みゴール前へ速いクロスを送る。これに走り込んでいた前が反応し、ゴールに流し込んで先制する。
前半49分、福岡は左サイドの紺野和也が深い位置でDFをかわし、ゴール前マイナス方向の速いクロスを送る。これを宮大樹が足で合わせると、ゴール隅に吸い込まれる追加点となる。
後半10分、福岡はDグローリが右サイドからPA内にドリブルで進入すると、DFに倒されPKを獲得する。ファウルがPA内か外かのVARチェックが入るも、PKと判定される。しかし山岸祐也のシュートは、GK西川周作に読み切られセーブされる。
後半22分、浦和は酒井宏樹が右サイドからゴール前にロングボールを送る。これに反応した明本考浩がDFの前に入って胸でトラップ、放ったシュートがGKの股を抜くゴールとなり1点差となる。
アディショナルタイムに浦和のホセカンテがPA手前から放ったシュートは、ゴールポストに弾かれるとそのまま試合は終了した。