大和自動車交通がストップ高、「ライドシェア」の地域・時間など「限定」を好感の見方

2023年10月18日 12:42

■河野デジタル・行政改革担当大臣の案に安堵感が

 大和自動車交通<9082>(東証スタンダード)は10月18日の前場、年初来の安値圏から急激に出直り、ストップ高の993円(150円高、19%高)まで上げ、後場もストップ高買い気配で始まった。一転、年初来の高値960円(2023年4月27日)に迫る相場になっている。

 一般人が自家用車に他人を乗せて報酬を得る「ライドシェア」について、「規制改革を担当する河野太郎デジタル相は(中略)空車のタクシーが少ない時間帯や地域に限ってライドシェアを取り入れる案を示した」(日本経済新聞10月18日付朝刊『首相、ライドシェア検討表明へ、臨時国会の演説で』より)と伝えられ、タクシー業界にとっては従来から言われてきた案よりも影響が限定的になるとの見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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