And Doホールディングスのハウス・リースバック、提供開始から10周年、累計契約件数は5000件を超える

2023年10月16日 14:43

■『住みながら売却』、老後資金づくりやローン軽減、資産整理などに活用

ハウスドゥブランドで不動産事業を全国展開するAnd Doホールディングス<3457>(東証プライム)は10月16日、“住みながら売却できる”ハウス・リースバックがこの10月に提供開始10周年を迎え、累計契約件数は5000件を超えていると発表した。

 2013年10月に同社がパイオニアとして提供を開始したハウス・リースバックは、ご自宅等を同社が買い取り、その後は賃貸借契約を結ぶことでそのまま居住可能としたサービス。「持ち家を活用する」という発想で開発され、老後資金づくりや資産整理、住宅ローンの負担軽減など、特に高齢者の資金調達方法として注目されている。事業資金として利用されるケースもあり、さまざまな資金使途に活用できると好評を得ている。また、戸建だけではなく区分マンションや事業用不動産など、幅広い不動産に対応できることも特徴だ。

 ハウス・リースバックは、サービス開始から順調に取組件数を伸ばし、23年6月期には1147件を取得し、累計契約件数では5000件を超えている。この背景として、同社では、少子高齢化に伴い、老後資金を必要とする高齢者の数が増大している事や、子供の相続時の負担を考え、生前に身の回りの整理、不動産など資産の相続を円滑に進める昨今の終活意識の高まりなどがあると見ている。

 同社は、引き続きハウス・リースバックのさらなる利用促進を図り、市場のニーズが高まるシニア層に向けた商品の拡充と、不動産を活用したサービスの提供により社会問題解決に寄与し、日本経済の活性化に貢献していく方針だ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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