日経平均700円高、ハマスのイスラエル攻撃を受け「遠くの戦争は買い」、原油急伸し石油資源開発は13%高

2023年10月10日 10:28

■鉄鋼、造船、海運、商社、防衛関連、資源株なども軒並み高

 10月10日午前の東京株式市場では、日経平均が急伸商状となり、午前10時にかけて701円99銭高(3万1696円66銭)まで上げ、上げ幅700円に迫っている。中東の軍事組織ハマスがイスラエルに対して「過去数十年で最大規模の『奇襲攻撃』」(ロイターニュース10月8日)と伝えられ、軍需景気が波及する期待などが言われており、「遠くの戦争は買い」という経験則も思い出されている。

 原油高を受けて石油関連株が軒並み急伸し、石油資源開発<1662>(東証プライム)は13%高の5420円(615円高)まで急伸。日本郵船<9101>(東証プライム)などの海運株や三菱重工業<7011>(東証プライム)などの造船・防衛産業株、日本製鉄<5401>(東証プライム)などの鉄鋼株、伊藤忠商事<8001>(東証プライム)などの大手商社株が軒並み高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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