東京為替:ドル・円は上げ渋り、午後は失速

2023年10月2日 17:13

*17:13JST 東京為替:ドル・円は上げ渋り、午後は失速
2日の東京市場でドル・円は上げ渋り。米10年債利回りの上昇基調でドル買いが先行し、145円45銭から149円82銭まで値を上げた。ただ、日経平均株価がマイナスに転じると円売りは縮小。また、米金利の伸び悩みで、ドルは午後にやや値を下げる展開に。
・ユーロ・円は157円86銭から158円47銭まで上昇。
・ユーロ・ドルは1.0558ドルから1.0591ドルまで値を上げた。
・17時時点:ドル・円149円70-80銭、ユーロ・円158円30-40銭
・日経平均株価:始値32,101.97円、高値32,401.58円、安値31,759.88円、終値31,759.88円(前日比97.74円安)
【経済指標】
・日・9月調査日銀短観・大企業製造業業況判断DI:+9(予想:+6、6月:+5)
・日・9月調査日銀短観・大企業非製造業業況判断DI:+27(予想:+24、6月:+23)
・日・9月調査日銀短観・大企業全産業設備投資:+13.6%(前年度比予想:+13.6%、6月:+13.4%)
【要人発言】
・ハント英財務相
「次の選挙までの減税に関する約束はできない」
・鈴木財務相
「強い緊張感を持って市場の動向をみている」(午後)
「ドルの年初来高値更新、注意しながらみている」
・松野官房長官
「為替相場は安定的に推移することが重要」
「高い緊張感を持ってしっかり対応していく」
・日銀金融政策決定会合・主な意見
「YCCのもとで粘り強く金融緩和を継続する必要」
「柔軟化かした現行YCCのもとで物価動向の見極めが重要」
「YCC撤廃やマイナス金利解除、目標達成とセットで論じられるべき」
「やや距離はあるが物価安定目標の達成に近づきつつある」《TY》

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