ジェイ ダブリュー アンダーソン 24年春夏ウィメンズコレクション - おもちゃのような服

2023年9月25日 08:02

 ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW Anderson)の2024年春夏ウィメンズコレクションが発表された。

“おもちゃ”のような衣服
 ジェイ ダブリュー アンダーソンが2023年春夏コレクションで提案するのは、“まるでおもちゃ”のようなプレイフルな衣服。縮んだり、曲がったり、傾いたり、広がったり…見るだけでも思わずワクワクするプロポーションのウェアは、衣服としての実用性・機能性を保ちながらも、遊び心がたっぷり取り入れられている。

“まるで紙粘土”なフーディー&ショートパンツ
 紙粘土で作ったような質感のフーディーやショートパンツは、身体のラインを拾わない立体的なシルエットが印象的。モデルのウエストの細さや、肩の高さなどお構いなしで、アイテム自体の形状が固まっているため、洋服に“着られている感”が満載なのがユニークだ。

立体シルエットのニットドレス
 かぎ針編みのミニドレスは、本来持つやわらかな質感のイメージに反して、パリッとハリ感があるのが新鮮。モデルが歩いても、フレアな裾は立体感を保ったままで、“しなやかそう”な見た目の印象と、実際の質感のギャップに錯覚を起こしてしまう。

エアリーな“ポリ袋”トップス
 ポリ袋の中に空気を入れたような、パフィーなシルエットのトップスにも注目。このほかにも、しなやかなカーテンを思わせるドレープドレスや、丸い板をスカートの中に潜ませたドレスなど、個性的なフォルムの衣服が次々に登場した。

羽毛が飛び出すMA-1
 極端なオーバーサイズのMA-1は、破れて中から羽毛が飛び出したようなデザインに。ミリタリーなMA-1をあえてワンピースのように着こなし、ラグジュアリーな雰囲気のフェザーをたっぷり配することで、どこかラグジュアリーなスタイリングに仕上げている。

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