セガサミーHDは東京ゲームショウに加え自社株買いの期間延長、ESG投資の最高評価が注目され次第に上げ幅を広げる

2023年9月22日 10:40

■人気ゲーム『龍が如く』の最新作「7外伝・名を消した男」話題の様子

 セガサミーHD(セガサミーホールディングス)<6460>(東証プライム)は9月22日、次第に上げ幅を広げる相場となり、午前10時にかけては2806.5円(82.5円高)前後で売買され、3日ぶりの反発基調となっている。『東京ゲームショウ2023』(ビジネスデイ9月21、22日、一般公開9月23、24日、幕張メッセ)に人気ゲーム『龍が如く』のシリーズ7「外伝 名を消した男」を出展(セガ/アトラスブース)とされていることなどが評判になっているもよう。また、自社株買いの期間延長、世界的な株価指標MSCI(モルガンスタンレー・キャピタルインターナショナル)のESGレーティングで最高評価「AAA」を獲得との発表なども買い材料視されている。

 自社株買いは、800万株(自己株式を除く発行済株式総数の3.62%)を上限として2023年5月1日から同年9月29日までの予定で実施中だが、これを24年3月29日まで延長すると8月末に発表した。

 また、9月13日にMSCI ESGレーティングにおいて最高評価「AAA」を初めて獲得と発表。ESG投資を行う海外資金が岸田首相の「資産運用特区」構想のアト押しを得て流入する期待が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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