日本取引所グループは上げ一服模様、株式取引の時間延長を発表したが目先的な出尽くし感

2023年9月21日 09:32

■来年11月5日稼働予定の次期売買システムに合わせ大引けを30分延長

 日本取引所グループ(JPX)<8697>(東証プライム)は9月21日、2669.5円(15.0円安)で始まり、昨20日の昨年来高値更新から上げ一服模様となっている。20日の夕方に傘下の東京証券取引所が株式取引の売買時間の延長を発表し、取引関連収入の増加が見込めることになったが、2023年4月に延長の方針を明らかにしていたこともあり、目先的な材料出尽くし感が出た形になっている。

 同社は9月20日、ホームページの「JPXからのお知らせ」のコーナーで「取引時間の延伸の正式決定について」を発表し、現状15時となっている立会内取引の終了時刻が15時30分まで延伸されるとした。2024年11月5日予定の次期売買システム(arrowhead4.0)稼働にあわせて、取引時間の延伸を実施する。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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