マツダ、「MX-30 Rotary-EV」の予約受注をスタート

2023年9月16日 16:21

 マツダは14日、新型EVモデル「MX-30 Rotary-EV」を発表し、予約の受付を開始した。MX-30の派生モデルで、11月に発売予定だ。マツダ独自のロータリーエンジンを搭載している。

【こちらも】マツダ、「MAZDA3」を改良 10.25inディスプレイを採用 6月下旬発売

 MX-30は、マツダのEV部門のフラッグシップモデルだ。MX-30の基本的な強みを残しながら、EVとしての活用方法を広げている。バッテリーはロータリーエンジンによって発電を受け、航続距離の延長につなげる。

 今回のRotary-EVは、プラグインハイブリッドで、ロータリーエンジンとモーターを融合させた。ロータリーエンジンは、マツダが新しく開発した発電用だ。モータールームで省スペースを果たしながら、必要分の出力性能を引き出す。

 小型の電動駆動ユニットに17.8kWhのリチウムイオンバッテリーを合わせた。さらに50Lの燃料タンクも搭載。EV走行距離は107kmで、モーターの最高出力は125kWだ。

 モーター駆動により、ピュアで心地よいドライビングを味わえる。環境性能や走行性能、エネルギーの効率性をバランスよく整えている。

 高速道路や登坂時などでは、ロータリーエンジンによる発電中もモーターを駆動させる。長距離移動時や、バッテリー残量を残したいときなどは、ロータリーエンジンによって必要電力の供給を受けられる。

 価格は、423万5,000円~491万7,000円。専用の公式サイトも公開している。

関連記事

最新記事