アプリックスが2年ぶりの高値に進む、業績好調で上場20周年を前に「期待」の動き

2023年9月8日 13:08

■第2四半期はMVNE事業の新規ユーザー獲得好調、大幅増益

 アプリックス<3727>(東証グロース)は9月8日の後場、10%高の222円(20円高)で始まり、前場に続いて大きく反発したまま2021年5月以来の高値に進んでいる。新製品の発表などは出ていないが、8月に発表した第2四半期連結決算(2023年1~6月・累計)が各利益とも大幅増となり、株式上場(2003年12月)から20周年になるため、記念の株主還元策に期待の膨らみやすい状況との見方が出ている。第2四半期決算発表の時点では配当予想を無配継続としている。

 1~6月は、売り上げ規模が最大のストックビジネス事業でMVNE事業(他社MVNOに対する回線供給・運営支援など)の新規ユーザー獲得が好調に推移し、契約顧客数増加によるストック売り上げが順調に積み上がり、同事業の売上高は前年度期比12.8%増加した上、営業利益は2.7倍に拡大した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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