フジッコ、黒大豆ポリフェノール「クロノケア」の摂取でeスポーツプレイヤーの認知機能に効果を確認

2023年9月7日 10:29

■短期記憶力が向上することを確認

 フジッコ<2908>(東証プライム)は、株式会社愛しとーと(本社:福岡県那珂川市)と株式会社AZ(本社:大阪市)、株式会社Cosmo World(所在地:東京都練馬区)(順不同)と協力して、黒大豆ポリフェノール「クロノケア」の摂取により、eスポーツプレイヤーの短期記憶力が向上することを確認したと発表した。同社は、eスポーツプレイヤーを対象とした初の研究であり、今後はeスポーツ分野でのさらなるエビデンス獲得に向け、本格的な検討を進めていくとしている。この研究成果は、2023年9月9日(土)〜10日(日)に行われる日本スポーツ栄養学会第9回大会で発表する。

 同社は、黒大豆種皮から抽出・精製した機能性素材である「クロノケア」を開発しており、これまでにディスプレイ作業による一過性の疲労感や、日中の一時的な眠気を軽減する機能性表示食品として届出を行っている。

 今回の研究では、eスポーツチーム3チームの選手15名を対象に、「クロノケア」を300mg/日、2週間継続摂取してもらい、短期記憶力の検査を行った。その結果、プラセボ群と比較して「クロノケア」群の短期記憶力が有意に向上することが確認された。

 認知機能は、eスポーツプレイヤーのパフォーマンスを左右する重要な要素の一つと考えられている。今回の研究結果から、「クロノケア」はeスポーツプレイヤーのパフォーマンス向上に有用である可能性が示唆された。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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