イオンモール羽生、広場一体型商業施設「nONIWA」の1号店が10月開業へ
2023年9月6日 08:15
イオンモールは、屋外で広場と一体化した商業施設を「nONIWA(ノニワ)」と命名し、1号店を埼玉県のイオンモール羽生(羽生市川崎)の中で「羽生ノニワ」として、10月14日にオープンする。アウトドア専門店と広場で構成し、2024年秋にはサウナパークなど体験施設の整備を検討している。
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ノニワが整備されているのは、イオンモール羽生西側の平面駐車場。敷地の中央部に広さ約1,000平方メートルの天然芝広場や噴水を置き、その周囲にキッチンカーを駐車可能な屋根付きの休憩スペースを配置する。敷地内のベンチは一部、かまどとして使えるようにし、災害時に備える。将来は散歩を楽しめる遊歩道の整備を計画している。
2024年秋にはアウトドアサウナパーク、グランピング、べランピング施設など体験施設の設置を検討しているほか、キャンピングカーのレンタルや憩いの場所となるカフェの設置を予定している。イオンモール羽生とは連絡橋で接続する。
広場の近くに外部棟を設け、埼玉県初となる大型アウトドア専門店「アルペンアウトドアーズ」、日本発の世界的アウトドアブランド「モンベル」が出店する。モンベルは関東最大級の店舗で登場を予定している。2024年秋までにはさらに5店舗の進出が計画されている。
イオンモール羽生は2007年の開業。約23万平方メートルの敷地に鉄骨3階建て延べ約12万8,000平方メートル、売り場面積約9万平方メートルの施設が設けられ、約200店が営業している。ノニワの整備により、売り場面積は2023年10月で4,000平方メートル、2024年秋で約1万1,000平方メートルの増床となり、店舗数も2023年10月で2店、2024年秋で5店が追加される。(記事:高田泰・記事一覧を見る)