セイコーグループ、ソルクシーズと協業し個別クレジット事業者向け個人信用情報機関接続サービスを提供開始

2023年8月18日 11:20

■ソルクシーズとFinTech領域で協業

 セイコーグループ<8050>(東証プライム)のセイコーソリューションズは18日、ソルクシーズ<4284>(東証プライム)と協業し、個別クレジット事業者向け個人信用情報機関接続サービスの提供を開始すると発表。これにより、個別クレジットへの新規参入や既存システムの軽量化・柔軟性の向上などを検討している事業者に対して、確実かつスピーディーな審査業務を実現し、より利便性の高いサービスの提供が可能となる。

■個人信用情報機関接続サービスの提供を開始

 近年、クレジットカードを使わない決済サービスが次々と立ち上がり、BNPLなどの後払い決済や個別クレジット形態による分割払いのニーズが拡大している。ベンチャー企業によるFinTechを活用したスマートフォン新決済サービスも、個別クレジットを活用したものが数多く立ち上げられており、決済手段の多様化はこれからますます進んでいくものと思われる。

 一方で、クレジットカードを扱う事業者に対し、改正割賦販売法準拠や不正利用対策のためのセキュリティ強化等への対応が求められており、大きなコスト負担が避けらないことが背景にある。

 このような背景から、セイコーソリューションズの「個人信用情報機関接続サービス『SEIKO TRUST 個信サービス』」とソルクシーズの「個別クレジット基幹システムクラウドサービス『杯王 on Cloud』」を組み合わせたサービスを開始することとした。これにより、個別クレジットにおける審査業務を確実、スピーディに実現し、個別クレジットへの新規参入や既存システムの軽量化・柔軟性の向上を検討している事業者の利便性を向上する。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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