ハチの巣は六角形とは限らない
2023年8月16日 08:46
ハチの巣は幼虫を育てる部屋が、ハニカム構造と呼ばれる六角形で規則正しく並んでいるというのが一般的なイメージだ。しかし、実際には大きな女王バチやオスバチと小さな働きバチの部屋を同じ巣内に共存させる際に、部屋のサイズの違いからズレが生じているという。神戸大学や国際研究チームは、このズレがどのように解消されているかを解明したそうだ(朝日新聞)。 研究チームは、異なる種のミツバチとクロスズメバチの巣から115枚の写真を収集し、合計で2万2745個の部屋の形状とサイズを調査した。その結果、大きな部屋と小さな部屋の比率は種によって異なり、最大の種では2.7倍ほどの違いが生じていたそうだ。そして、部屋のサイズの違いを調整するため、ハチの巣の働きバチの部屋から女王バチ・オスバチの部屋へ移行する部分では、五角形と七角形のペアを使って調整していることもわかったという。 あるAnonymous Coward 曰く、 ハチの巣は六角形とは限らない https://www.asahi.com/articles/photo/AS20230807002753.html 写真を見れば納得 身近な発見、科学ですね