NY原油、上値はせいぜい85ドルか サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)

2023年8月10日 09:24

*09:24JST NY原油、上値はせいぜい85ドルか サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、NY原油についてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、『NY原油、上値はせいぜい85ドルか』と述べています。

続いて、『NY原油は、先週27日に需給逼迫観測を背景に節目の80ドルを突破して引けた。約3カ月ぶりの高値を更新した。週末28日も続伸して80ドルを維持し、週間では3.51ドル(4.55%)高と、プラスでの越週は5週連続となった』と解説しています。

また、『米金融大手ゴールドマン・サックスは30日、7月の世界の石油需要は過去最大の日量1億0280万バレルになるとの推計を示した。またインドと米国の経済が堅調であることから、2023年の石油需要予測を日量約55万バレル上方修正し、市場では需給引き締まり観測が強まった』と伝えています。

一方で、『今週はドル上昇に伴う割高感の強まりと、格付け会社フィッチが米国債の格付けを最上級の「トリプルA」から「ダブルAプラス」に1段階引き下げたことを受けて、売りが強まり80ドルを下回った』と言及しています。

こうしたことから、陳さんは、NY原油について、『ドル高、米国債の格下げに加え、 「OPECプラス」が減産を強化しない見込みから、NY原油は75~85ドルのレンジで推移しそうだ』と予想しています。


参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の8月3日付「NY原油、上値はせいぜい85ドルか」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜《CS》

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