良品計画は買い気配のまま上値をって始まる、第3四半期の3ヵ月間が好調で注目強まる

2023年7月10日 10:44

■3~5月の営業利益は2.1倍となり大幅に増加

 良品計画<7453>(東証プライム)は7月10日、買い気配で始まり、午前9時15分現在は14%高の1562.5円(190.0円高)で買い気配となっている。7日の15時に発表した第3四半期連結決算(2022年9月~23年5月・累計)は各利益とも小幅減益だったが、第3四半期のみ(3~5月)をみると、売上高に相当する営業収益が前年同期比で20%増加し、営業利益は2.1倍となり大幅に増加。好感買いが先行している。

第3四半期累計期間の連結営業収益は前年同期比17.5%増で、営業利益は同8.7%減だった。3~5月は、「国内外の出店が順調に進んだことに加え前期にゼロコロナ政策で販売苦戦した中国大陸の売上が回復。計画通り」(説明資料より)となった。今期・23年8月期の連結業績予想は全体に据え置き、営業利益は前期比8.5%減の300億円、当期純利益は同24.3%減の186億円。しかし、3~5月に大きく持ち直したため上振れる期待が出てきた様子がある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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