南船橋駅前の商業施設、「ららテラスTOKYO-BAY」に 2023年11月開業へ
2023年6月29日 08:21
三井不動産は、千葉県船橋市のJR南船橋駅前で整備している商業施設の名称を「三井ショッピングパークららテラスTOKYO-BAY」(船橋市若松)と決めた。スーパーなど地域の暮らしに欠かせない36店舗を集め、2023年11月に開業する。
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施設の整備場所は船橋市が南船橋駅前に所有している1万7,000平方メートル。鉄骨2階建て延べ約1万1,000平方メートルの施設を建設し、36店舗が入居する。
1階は「デイリーマーケット」と命名し、スーパーの「ワイズマート」を核店舗に生活に欠かせない物販店、スポーツジム、学習塾などを集める。2階は「デイリーセレクト」と称し、クリニックモールに加え、フードコート、飲食店などが入る。約5,000平方メートルの広場も整備する。
ワイズマート以外の出店店舗は、ドラッグストアの「マツモトキヨシ」、100円ショップの「ダイソー」、書籍の「くまざわ書店」、コンビニエンスストアの「セブン-イレブン」、クリニックモールの「そうごうメディカルモール」、フィットネスジムの「エニタイム」、メガネの「オンデーズ」、レストランの「ガスト」、カフェの「プロント」など。
三井不動産は船橋市が実施した「JR南船橋駅南口市有地活用事業」の事業者公募に応募し、事業者に選ばれた。2022年11月から建設工事に入っている。工事は2023年10月に完成する見通し。
JR南船橋駅南口市有地活用事業は、官民協働で臨海部の玄関口にふさわしいまちづくりを推進するのが目的。三井ショッピングパークのほか、駅前広場、マンション、特別養護老人ホーム、児童相談所、在宅介護支援事業所などが計画されている。
駅の周辺には船橋競馬場や谷津干潟、若松団地、三井不動産のららぽーと第1号となる「三井ショッピングパークららぽーとTOKYO-BAY」などがあり、駅前の整備で地域のにぎわいがさらに増しそうだ。(記事:高田泰・記事一覧を見る)