現行紙幣の新券が不足 日銀はすでに製造を終了

2023年6月27日 11:22

金融機関で新しい紙幣(ピン札)への両替について問題を抱えているとの報道が出ている。西日本新聞の記事によると、以前から、冠婚などの際に新券を希望する人は多かったが、コロナ禍以降は、「お金が汚いから」という理由で全て新券にしたがる人が増え、新券の供給不足が慢性化していたらしい(西日本新聞)。 さらに、2024年には紙幣のデザインが変更されることから、現行のデザインの紙幣の製造は既に終了している。金融機関ごとに新券の割り当てが決められていたため、今後は各銀行の手持ちの新券が増えることはないことが銀行側のジレンマとなっている。上記のような内容の説明を、窓口に来る人に対して毎日繰り返さなければならず、金融機関側は、もっとこの件に関して広く告知したいと考えているという。 

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