産総研の中国籍研究員、技術漏洩の容疑で逮捕

2023年6月17日 10:54

産業技術総合研究所に勤めていた中国の男性研究員が、「フッ素化合物」の合成に関する先端技術情報を中国企業に漏洩した疑いで15日に逮捕された。逮捕されたのは中国籍の権恒道(59)容疑者(NHKTBS NEWS DIG)。 同容疑者は2018年4月に中国企業のメールアドレス宛てに先端技術の情報を送信、営業秘密を漏らした疑いが持たれている。漏洩した情報は、変圧器などに使われる絶縁性の高いガスを、フッ素化合物の合成技術を使って生成する先端技術で、温暖化防止にも有効な技術だったという。容疑者は2002年から産総研に勤務する一方、軍事部門とつながりが深いとされる中国の大学でも教授を兼任していたとされる。警視庁は家宅捜索と取り調べを行い、見返りの有無など事件のいきさつを調査する方針。 あるAnonymous Coward 曰く、 変圧器などに使われる絶縁性の高いガスって、SF6かな?

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