アイティフォーは発行株数の3%超の自社株買いが好感され約5年ぶりの高値に進む

2023年6月14日 10:28

■地方銀行の債権管理システムではシェア70%超などに特色

 アイティフォー<4743>(東証プライム)は6月14日、一段高となり、取引開始後に12%高の1160円(120円高)まで上げた後も1140円前後で売買され、2018年8月以来の1100円台に進んでいる。13日の16時過ぎに発行済株式総数(自己株式を除く)の3%超の88万2000株を上限とする自己株式の取得(自社株買い)を発表し、好感されている。取得総額は9億円(上限)、取得期間は2023年6月14日から24年3月29日までの予定。

 同社は、債権管理システムが地方銀行でのシェア70%超に達するなど、地域金融機関や地方公共団体、地方百貨店などに強いITソリューションプロバイダー。5月末には、東京都の「中小企業サイバーセキュリティ対策強化サポート事業」を2年連続で受託と発表し、中小企業向けのサイバーセキュリティ対策やDX化支援も積極的に進めている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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