音楽劇『浅草キッド』ビートたけしの青春自伝小説を舞台化、林遣都&山本耕史が出演
2023年6月10日 09:54
ビートたけしの青春自伝小説『浅草キッド』が舞台化。音楽劇『浅草キッド』として2023年10月から11月まで東京・明治座、大阪・新歌舞伎座、名古屋・愛知県芸術劇場 大ホールで順次上演される。林遣都、山本耕史が出演。
■ビートたけしの青春自伝小説を舞台化
芸人として一世を風靡し、映画『首』でカンヌ国際映画祭「カンヌ・プレミア」に正式出品されるなど映画監督として世界中に名を轟かせているビートたけし。『浅草キッド』は、そんなビートたけしがまだ何者でもなかった青年時代のとある夏の日々を描いた青春自伝小説だ。作中では、のちの人生を決定づける師匠・深見千三郎との出会いや、苦楽を共にした芸人仲間やたくましく生きるストリッパーたちと過ごした日々が描かれている。
1988年と2002年にはドラマ化、2021年にはNetflixによって映画化され大きな話題を集めた。そんな青春自伝小説『浅草キッド』が、ビートたけし作詞・作曲による名曲「浅草キッド」と共に音楽劇として初めて舞台化される。
■北野武役に林遣都、師匠役に山本耕史
主演・北野武役を務めるのは、今回の『浅草キッド』で音楽劇に初挑戦する林遣都。北野武の人生を決定づける師匠・深見千三郎役は山本耕史が演じる。
北野武…林遣都
芸人を目指し、浅草・フランス座で下積み生活を過ごす青年。
深見千三郎…山本耕史
厳しくも愛情深く武を見守る師匠。
■脚本・演出は福原充則
脚本・演出は、2018年に『あたらしいエクスプロージョン』で第62回岸田國士戯曲賞を受賞した福原充則が担当。メインテーマ曲「浅草キッド」や音楽劇『浅草キッド』のオリジナルの楽曲によって、運命的な師弟の物語を届ける。
■音楽劇『浅草キッド』あらすじ
舞台は、ある夏の浅草。大学中退後、ふらふらと街を彷徨う青年・北野武は、流れ着いたストリップ小屋・フランス座で働くことになる。ステージの責任者・深見千三郎師匠に弟子入りした武は、芸人仲間やストリッパー、浅草の人々と交流しながら、芸の道で生きていく覚悟を決める。時代の変化に逆らえず苦境に立たされる中、ある決断をきっかけに大きく風向きが変化。やがて、武は芸人として一世を風靡するが、師匠の深見は……。
【詳細】
音楽劇『浅草キッド』
原作:ビートたけし
脚本・演出:福原充則
出演:林遣都、山本耕史ほか
公演日程:2023年10月・11月上演
※詳細は後日発表。
■東京公演
会場:明治座
住所:東京都中央区日本橋浜町2-31-1
■大阪公演
会場:新歌舞伎座
住所:大阪府大阪市天王寺区上本町6-5-13
■名古屋公演
会場:愛知県芸術劇場 大ホール
住所:愛知県名古屋市東区東桜1-13-2