福岡大名ガーデンシティ、商業施設「ビオスクエア」開業 飲食中心に18店登場
2023年6月8日 16:14
福岡市の天神エリアに新たなランドマークとして誕生した複合再開発施設「福岡大名ガーデンシティ」(福岡市中央区大名)は8日、低層階に設けた商業施設「福岡大名ガーデンシティ・ビオスクエア」を開業した。飲食を中心に18店舗が登場、近隣で働くオフィスワーカーらでにぎわった。
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福岡大名ガーデンシティは、大名小学校跡地約1万平方メートルに整備された地下1階、地上25階建て延べ約9万1,000平方メートル。高さ111メートルで、天神エリアで2番目に高い。福岡大名ガーデンシティタワーと福岡大名ガーデンシティテラスで構成される。
ビオスクエアは、福岡大名ガーデンシティタワーの1、2階に位置する。4月に九州初上陸となるイタリアのファッションブランド「N°21」など3店舗が先行オープンしたが、8日はさらに15店舗が開業し、計18店舗が勢ぞろいした。
8日開業の店舗は、西日本初登場となる寿司の「すし笑」、モダン懐石の「米ル/鳥カミ」、生食肉が売りの「福岡焼肉キンタン」、九州初上陸のレストラン「ザ・クラフト・バー・アンド・グリル」、イタリア・フィレンツェ発の香料店「ドット―ル・ヴラニエス・フクオカ」、ベトナム料理の「ロータスパレス」など。
福岡大名ガーデンシティタワーは、17~24階に米マリオット・インターナショナルが世界展開するラグジュアリーホテル「ザ・リッツ・カールトン福岡」(全167室)が夏に開業する。5~16階には天神地区最大級となる約3万平方メートルの広さを持つオフィスが登場した。福岡大名ガーデンシティテラスは、公民館や保育施設、創業支援施設、老人憩いの家などが入る。
福岡大名ガーデンシティは積水ハウス、西日本鉄道、西部瓦斯、西日本新聞、福岡商事が特定目的会社を設立して整備し、4月から順次開業している。(記事:高田泰・記事一覧を見る)