映画『ミステリと言う勿れ』菅田将暉主演の人気ドラマが映画化、久能整が謎を解くミステリー

2023年6月2日 11:23

 ドラマ「ミステリと言う勿れ」が映画化。主演・菅田将暉が続投し、2023年9月15日(金)に公開される。

■田村由美原作、人気ドラマ「ミステリと言う勿れ」が映画化

 2022年1月のフジテレビ月曜9時枠で放送された連続ドラマ「ミステリと言う勿れ」は、累計発行部数1800万部超の田村由美による人気コミックを実写化したもの。主人公・久能整(くのう ととのう)が、膨大な知識と独自の価値観による持論を淡々と述べるだけで、事件の謎が解かれていく新感覚ミステリーだ。警察でもない探偵でもないただの大学生が、登場人物たちが抱える様々な悩みを、時に優しく、時に鋭いお喋りで解決し、いつの間にか事件の謎までも解読していく。

■ “広島編”を映画ならではのスケールで描く

 そんな人気ドラマ「ミステリと言う勿れ」がスクリーンに。映画化で描かれるのは、原作ファンからも人気が高い通称 “広島編”だ。広島を訪れた久能整が、狩集家の一族の遺産相続の謎に巻き込まれる...という物語を、映画ならではのスケー ルの大きさで描く。

■主演・菅田将暉が再び久能整に

 映画化キャストは、主演・菅田将暉が続投。広島編で描かれる“狩集家(かりあつまりけ)”の渦中の人物は、柴咲コウ、松下洸平、町田啓太、原菜乃華、萩原利久が演じる。また、テレビシリーズから引き続き、永山瑛太、伊藤沙莉、尾上松也、筒井道隆も出演する。

主人公・久能整(くのう ととのう)

天然パーマがトレードマークで、友達も彼女もいない、カレーをこよなく愛する大学生。「僕は常々思うんですが─」が口癖。主演・菅田将暉は、東京ドラマアウォード 2022にて「ミステリと言う勿れ」で主演男優賞を受賞。

 赤峰ゆら(あかみね ゆら)…柴咲コウ
狩集家の遺産相続候補者の一人。汐路たちのいとこで勝気な性格。専業主婦で幸(さち)という一人娘がいる。

車坂朝晴(くるまざかあさはる)…松下洸平
汐路の初恋の人で兄のように優しく汐路をサポートしている。車坂家は代々弁護士になり狩集家に仕えていて、自分も弁護士になるために勉強中。

狩集理紀之助(かりあつまりりきのすけ)…町田啓太
汐路たちのいとこ。狩集家の遺産相続候補者の一人。メガネをかけたインテリなルックスが特徴。病院で臨床検査技師として働いている。

狩集汐路(かりあつまりしおじ)…原菜乃華
名家・狩集家の相続人候補の一人で高校生。狩集家は代々遺産を巡る壮絶な争いが起こっているが、その遺産相続問題に整を巻き込んでいく張本人。

波々壁新音(ははかべねお)…萩原利久
汐路たちのいとこで狩集家の遺産相続候補者の一人。ヤンチャな性格だが根は真面目な社会人。

 犬堂我路(いぬどうがろ)…永山瑛太
シリーズ通してのキーパーソンとなる謎に包まれた男。

風呂光聖子(ふろみつせいこ)…伊藤沙莉
大隣警察署一係で唯一の女性巡査。

池本優人(いけもとゆうと)…尾上松也
署内のムードメーカー的存在でお調子者の巡査。

青砥成昭(あおとなりあき)…筒井道隆
冷静沈着で部下からの信頼も厚い警部。

■監督・松山博昭が続投

 監督を務めるのは、ドラマシリーズから引き続き松山博昭。「LIAR GAME」や「信長協奏曲」のテレビドラマシリーズ、その映画化も手掛けてきた松山が、映画『ミステリと言う勿れ』ではどのような演出で観客を魅了するのだろうか。脚本は、『さんかく窓の外側は夜』の相沢友子が担当する。

 【作品詳細】
映画『ミステリと言う勿れ』
公開日:2023年9月15日(金)
出演:菅田将暉、松下洸平、町田啓太、原菜乃華、萩原利久、柴咲コウ、永山瑛太、伊藤沙莉、尾上松也、筒井道隆
原作:田村由美「ミステリと言う勿れ」(小学館「月刊フラワーズ」連載中)
監督:松山博昭
脚本:相沢友子
音楽:Ken Arai

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