オエノンHDが高値を更新、営業利益の進ちょくなどに注目強く2021年10月以来の高値に進む

2023年5月24日 10:40

■営業利益は第1四半期で通期予想の9割に達し相場つき一変

 オエノンホールディングス(オエノンHD)<2533>(東証プライム)は5月24日、次第に上げ幅を広げて一段高となり、午前9時30分にかけて7%高の373円(24円高)まで上げ、2021年10月以来の高値に進んだ。合同酒精などの持株会社で、5月10日に発表した第1四半期連結決算(2023年1~3月)で営業利益が通期予想の9割近くに達したことなどが好感され翌日に急伸、以後、相場つきが一変し、ジリジリ上値を追う相場となっている。

 第1四半期の連結決算は、売上高が前年同期比19.3%増加し、各利益とも黒字に転換した。12月通期の連結業績予想は据え置き、売上高は880億円(前期比8.5%増)、営業利益は黒字転換の10億円、当期純利益も黒字化し5億円。第1四半期までの推移から上振れ期待が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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