ソニー、裸眼3Dディスプレーの大型モデル 大人の胸腹部画像も原寸表示
2023年5月19日 11:27
ソニーは12日、「空間再現ディスプレイ(Spatial Reality Display)」の表示面積を、従来製品の約3倍に拡大した「ELF-SR2」を発表した。空間再現ディスプレイは、一人のユーザーの視線を検知して表示するもので、どの角度からでも裸眼で高精細な3D(3次元)映像が見られる(ソニーリリース、ELF-SR2製品情報、AV Watch、日経新聞)。 初代モデルの「ELF-SR1」は15.6型だったのに対して新型は27型サイズとなっている。15.6型では小児の心臓程度の大きさしか原寸大で表示できなかったが、27型では大人の胸腹部を原寸表示できるとされる。解像度はELF-SR1と同じ4K(3840×2160画素)。発売日は6月12日で、価格はオープンだが市場推定価格は税込55万円前後とのこと。手術のアプローチを検討する用途などに使えるという。 あるAnonymous Coward 曰く、 いえ、そういうものが見たかったんじゃないんです、本当なんです、信じてください…