ステランティス、フィアットから新型ミニバン「ドブロ」発表
2023年5月12日 18:18
Stellantisジャパンは11日、FIAT(フィアット)にブランドとしては1年ぶりとなる新モデル「Doblo(ドブロ)」を発表し、同日より全国のフィアット正規ディーラーにて販売を開始した。価格は、399万円~429万円(消費税込)。
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■ドブロの概要
フィアットの世界観を体現した新型ドブロは、「ジブン時間」や趣味を堪能することをコンセプトに開発されたミニバン。5人乗りと7人乗りが設定されており、5人乗りは全長4,405mm、全幅1,850mm、全高1,800mm、最大ラゲッジ容量は2,126L。7人乗りは全長が365mm長い4,770mm、全幅は同じで、全高が1,870mmと70mmだけ高い。こちらの最大ラゲッジ容量は2,693Lで車両名はDoblo Maxi(ドブロ・マキシ)となる。
■パワーユニット
ドブロに採用されたエンジンは、1.5L BlueHDi ディーゼルターボエンジン(型式:YH01)。低回転域からしっかりとトルクを発揮でき、高回転域ではパワフルな走りとレスポンスの良さが特徴のクリーンディーゼルエンジン。
最大馬力は130PS、最大トルクは300Nm。燃料タンクの容量は50Lで、燃費は18.1km/L(WLTCモード)。搭載されるトランスミッションはEAT8(8速エフィシェント・オートマチック・トランスミッション)となっている。
■エクステリア
フィアットで販売されている車両は、どれも丸みがあるのが大きなポイントでもある。500シリーズはその代表格ともいえ、もちろんドブロもその丸みという要素をしっかりと組み込んでいる。
中でもヘッドライトやテールライトは丸みよりも角ばったデザインとなっており、ブランド内でも個性のある車となっている。ホイールは16インチ アルミホイールのみを設定。エクステリアカラーは、ジェラート ホワイト、マエストロ グレー、メディテラネオ ブルーの3色がラインアップされている。
■インテリア
インテリアはブラックコーディネートが主となっており、シートに関してはアウトドアを意識しているためか黒いファブリックシートが採用されている。3列目にある2座独立シートは取り外しが可能で、シートアレンジに大きな幅を加えている。
タッチスクリーンは他メーカーと比べても少し控えめな8インチを採用。こぢんまりしつつもシックなインテリアとマッチしている。
収納に関しては、前席上部の収納ボックスやインストルメントパネル上部の小物入れなど、フロントシートの周りに8つも収納が用意されている。
■セーフティ
安全装備も多数装備されており、アクティブセーフティブレーキ(歩行者検知機能付)、レーンキーピングアシスト、ブラインドスポットモニター、TSR(トラフィックサインレコグニション)などがあげられる。
CCDカメラや超音波センサーなどが障害物や歩行者、他車を検出し、乗員の安全を確保する。(記事:キーパー・記事一覧を見る)