24個の目を持つ新種のハコクラゲが見つかる

2023年4月27日 16:57

クラゲには、人間や他の生物が持つ脳が存在していない。脳が存在しないため、目で捉えた情報を脳で処理できないものの、わずかな光を捉えて周囲の明暗を感じることはできるらしい。このように脳で情報を処理できないにも関わらず「ハコクラゲ」のように高性能な目を持つ種類が存在するのだそうだ(Zoological Studiesナゾロジー)。 香港浸会大学(HKBU)生物学科が、香港のマイポ自然保護区で24個の目を持つハコクラゲの新種を発見したという。今回発見された「トリペダリア・マイポエンシス(Tripedalia maipoensis)」と名付けられた新種は、この高性能な目を持つによりマイポ自然保護区の濁った水域でもスムーズに泳げるのではないかと推測されている。なお、ハコクラゲは、障害物が多い浅瀬に生息する傾向にあるとのこと。 

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