JR佐賀駅高架下に新商業施設「サガハツ」、4月26日グランドオープンへ
2023年4月19日 17:27
JR九州グループのJR九州ビルマネジメントは、佐賀県のJR佐賀駅高架下に新商業施設の「サガハツ」(佐賀市駅前中央)を4月26日にグランドオープンする。飲食、食物販を中心に17店が登場し、佐賀駅を利用する通勤客や観光客を出迎える。グランドオープン当日は佐賀県の山口祥義知事、佐賀市の坂井英隆市長らを招いて記念式典が予定されている。
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サガハツは佐賀駅西側の鉄道高架下約2,800平方メートルをリニューアルした。名称は佐賀の魅力を発信する「佐賀発」と、佐賀に初めての魅力を作る「佐賀初」、佐賀駅が佐賀県の交通の心臓部であることから「Hearts(ハーツ)」をかけて命名した。
出店する店舗は韓国料理の「小さな韓国あぷろ」、鶏料理の「さびと」、佐賀酒の「SAGA BAR」、テイクアウト寿司の「嬉乃すし」、ベーカリーの「ルポ」、ほうじ茶直売の「火の茶房」、ファストフードの「ケンタッキー・フライド・チキン」など。店舗のほか、キッチンカーが営業するスペースも備える。
サガハツのグランドオープンに合わせ、佐賀駅西側の改札口がIC専用の「サガハツ改札口」として復活するほか、高架下を通る歩行者専用の南北通路が登場。駅周辺の利便性を高める。
グランドオープンの26日は、山口知事らがテープカットし、JR九州吹奏楽団の演奏で開業を祝う。5月の連休中まで記念品やサガハツ専用商品券、ポイントプレゼントのキャンペーンも予定されている。
長崎本線が発着する佐賀駅は国鉄時代の1976年、高架化され、翌1977年に商業施設の「佐賀デイトス」(現えきマチ1丁目)が誕生した。えきマチ1丁目佐賀西館をリニューアルしたのがサガハツで、駅周辺の活性化が期待されている。(記事:高田泰・記事一覧を見る)