6つの警報装置搭載、OBD2+GPS+傾斜計のスマートメーター「KuoWei F12」発売 ギャザテック
2023年4月18日 16:23
ギャザテックは、スマートメーター「KuoWei F12」を、クラウドファンディングサイト「GREENFUNDING」にて販売している。OBD2に接続するだけでクルマの状態を包括的に把握し、6つの警報機能で異常を検出するとドライバーに通知する。
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KuoWei F12は、高品質チップを搭載。OBD2とGPS、傾斜計の機能を搭載し、クルマの状態をリアルタイムでモニタリングする。従来、整備工場で点検しなければ問題がどこにあるかは分からなかったクルマの異常が、ドライバーでも把握でき、故障が大きくなる前に修理依頼が可能となる。
OBD2とは、クルマのエンジンやトランスミッションなどの電子制御装置に搭載された、故障診断システムだ。クルマを始動すると瞬時にデータが収集され、異常があるとメーターパネルの警告灯で通知するが、これだけでは何が故障しているか知ることは難しい。このデータを読み取るためには、整備工場で外部診断機につなぐ必要があった。
KuoWei F12を使用すれば、整備工場に出向かなくとも故障データの読み出しが可能となる。確認できる項目は、水温や油温といった基本的なものに加え、燃料流量や空燃比、ブースト圧なども表示可能だ。電圧も管理できるため、充電不足や過充電も瞬時に分かりバッテリー管理も可能だ。
GPS+北斗とGalileoチップを内蔵し、最大32個の衛星から信号を受信できるため、常に正確な車両の位置が把握可能だ。ジャイロスコープで車体の傾きを計測するため、山岳道路だけでなく悪路走行時もクルマの走行状態を確認できる。
モニターは4.5インチの大画面に加え、多彩な表示機能を搭載。OBD2を使用しているため、輸入車を含む最新のクルマなら問題なく取り付けられる。GREENFUNDINGでの販売は5月31日までの予定。(記事:小泉嘉史・記事一覧を見る)