昭和化学は業績好調に加え設立90周年、上場60周年に当たり記念配当などへの期待もくすぶる

2023年4月17日 13:36

■観光回復や外食回復などは追い風

 昭和化学工業<4990>(東証スタンダード)は4月17日、5%高の483円(25円高)まで上げた後も480円前後で売買され、約1か月前につけた年初来の高値487円(2023年3月16日)に向けて出直っている。「1933年から続く濾過助剤、珪藻土、パーライトのパイオニア」(同社ホームページより)で、主製品は飲料・酒類、食品製造、上下水道などに使用されるため、コロナ沈静化による観光回復や外食回復などは追い風。円安も追い風。2月には業績予想の大幅増額修正を発表し、株価もジリ高傾向を続けている。

 また、設立は1933年、株式上場は1963年のため、設立90周年、上場60周年に当たり、記念配当などの株主還元策に期待する様子もある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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