日産、新型セレナ e-POWERモデルを4月20日に発売 受注台数は2万台超え
2023年4月15日 17:17
日産自動車は13日、新型セレナのe-POWERモデルを20日に発売すると発表した。2月末から受注は開始しており、受注台数はすでに2万台を突破しているという。
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セレナは1991年のデビュー以来、国内では累計販売台数が200万台を突破している日産の主力ミニバン。
新型セレナe-POWERは、モーターを使ったスマートな走りと、家族で楽しめるデザインがコンセプト。パワーユニットは1.4Lのe-POWER専用エンジンとモーターを組み合わせている。これにより加速性能と静粛性の両立を目指す形だ。
デザインも、家族が安心して使えるしくみだ。室内空間を広く取り、クルマ酔い軽減技術も取り入れている。カスタムカーの「AUTECH」や、車中泊仕様車「マルチベッド」、福祉車両などもラインアップしている。
CO2排出量削減も目指しており、低CO2高炉鋼材を採用。複数の骨格車体部品に装着しており、マスバランス方式により製造時のCO2排出量を100%削減している。
今回の新型セレナ e-POWERからは「日産カーライフ保険プラン つながるあんしんプラス」を本格導入した。日産フィナンシャルサービスや損害保険ジャパンと共同開発したもので、車両搭載のテレマティクス技術を採用している。
日産によると、セレナ注文者のうち、約半数以上はe-POWERモデルを選択。15%以上が、最上位のLUXION(ルキシオン)を選んでいるという。ボディカラーでは、プリズムホワイトが1番人気、次いでダイヤモンドブラックが人気という。