『1秒先の彼』台湾映画を“男女反転”で日本版リメイク、岡⽥将⽣&清原果耶W主演のラブストーリー
2023年4月14日 11:31
台湾映画『1秒先の彼女』の日本版リメイク映画『1秒先の彼』が、2023年7月7日(金)に公開される。監督・⼭下敦弘と脚本・宮藤官九郎が初タッグし、岡⽥将⽣、清原果耶がW主演。
■チェン・ユーシュンの台湾アカデミー賞最多受賞作をリメイク
台湾映画『1秒先の彼女』は、何をするにも⼈よりワンテンポ早い彼⼥と遅い彼の、消えた“1⽇”を巡るラブストーリー。愛すべきはみ出し者たちをユーモアと優しさあふれるまなざしで映し出してきたチェン・ユーシュン監督が、20年前から温めていた脚本をベースに作り上げた恋愛映画だ。第57回台湾アカデミー賞(⾦⾺奨)では、最多5冠(作品賞、監督賞、脚本賞、編集賞、視覚効果賞)に輝いている。
■監督 山下敦弘×脚本 宮藤官九郎が初タッグ
そんな『1秒先の彼女』が、京都を舞台に移し、『1秒先の彼』として日本でリメイク。映画『1秒先の彼』の監督を務めるのは、『リンダ リンダ リンダ』『天然コケッコー』『苦役列⾞』などで高い評価を得ている⼭下敦弘。脚本は、独自のユーモアセンスとキャラクター造形で、ドラマ『あまちゃん』『俺の家の話』や映画『⼟⻯の唄』シリーズなどのヒット作を送り出してきた宮藤官九郎が務める。
既存映画のリメイク脚本を、宮藤官九郎が⼿がけるのは『1秒先の彼』が初。また、監督・⼭下敦弘と脚本・宮藤官九郎がタッグを組むのも初めてのことだ。
■日本版リメイク『1秒先の彼』は男女のキャラクターが反転
日本版リメイクの『1秒先の彼』は、男女のキャラクター設定が反転しているのもポイント。何をするにも“ワンテンポ早い”彼・ハジメと何をするにも“ワンテンポ遅い”彼⼥・レイカといった、不器用かつユニークなキャラクター達が織りなす「愛」と「時間」の物語となっている。
■映画『1秒先の彼』あらすじ
郵便局の窓口で働くハジメは、何をするにもとにかくワンテンポ早い。いつも相手から告白されるのに、「イケメンなのになんか残念」と言われては必ずフラれてしまうのだ。ある日街中で路上ミュージシャン・桜子のまっすぐな歌声に惹かれ、たちまち恋に落ちるハジメ。必死のアプローチで花火大会デートの約束を取り付けるも、目覚めるとなぜか翌日に。“花火大会デート”が消えてしまった…!?消えた“1日”の手がかりとなるのは、毎日郵便局にやってくるワンテンポ遅いレイカのようで…。
■岡⽥将⽣×清原果耶がW主演
ハジメ…岡⽥将⽣
何をするにも“ワンテンポ早い”彼。目覚まし時計のアラームよりも1秒早く起き、徒競走ではピストルが鳴る前にスタート。写真を撮ると必ず目をつむってしまい、目を見開いて記念写真を撮れたことはない。「残念なイケメン」と言われてばかりの郵便局員。演じるのは、映画『ドライブ・マイ・カー』でキーパーソンの俳優役としても注目を集めた岡⽥将⽣。
レイカ…清原果耶
何をするにも“ワンテンポ遅い”彼⼥・レイカ。留年し続けて現在大学7回生のカメラ女子。テンポが遅いため、周囲のペースから微妙にズレてしまう。バスの降車ボタンを押しそびれ、ピストルが鳴ってから1秒遅くスタート。動いているものを撮るのはどうも苦手だ。ハジメの消えた“1日”の手がかりを握っている模様。『護られなかった者たちへ』をはじめ、『ちはやふる-結び-』『まともじゃないのは君も⼀緒』など数々の話題作に出演が続く清原果耶が演じる。
桜子…福室莉音
ハジメが恋に落ちる路上ミュージシャン。
ハジメの幼少期…柊木陽太
レイカの幼少期…加藤柚凪
ハジメの母親…羽野晶紀
ハジメの父親…加藤雅也
ハジメが高校生の時に失踪してしまう。
笑福亭笑瓶…笑福亭笑瓶
ハジメが聴いているラジオ番組のDJ。本人役で笑福亭笑瓶が演じる。
エミリ…松本妃代
郵便局の同僚。
エミリの彼氏…朝井大智
花火大会の花火師…山内圭哉
謎の男…荒川良々
謎のバス運転手。レイカと同様に消えた“1日”の鍵を握るキーパーソン。
舞…片山友希
ハジメの妹でギャル。ガングロギャルメイクがトレードマーク。
ミツル…しみけん
舞の彼氏でギャル男。ハジメと舞と一緒に長屋で同居中。ハジメのことを「お義兄さん」と呼んで慕っている。
小沢…伊勢志摩
ハジメが勤める郵便局の同僚。いつも忙しないハジメに毒舌で的確なツッコミを入れる。
【作品詳細】
映画『1秒先の彼』
公開日:2023年7月7日(金)
監督:山下敦弘
脚本:宮藤官九郎
出演:岡⽥将⽣、清原果耶、福室莉音、片山友希、しみけん、笑福亭笑瓶、松本妃代、伊勢志摩、柊木陽太、加藤柚凪、朝井大智、山内圭哉、羽野晶紀、加藤雅也、荒川良々