東京為替:ドル・円は上げ渋り、ドル買い後退
2023年4月12日 17:18
*17:18JST 東京為替:ドル・円は上げ渋り、ドル買い後退
12日の東京市場でドル・円は上げ渋り。正午にかけて仕掛け的なドル買いが入り、133円56銭から134円04銭まで値を切り上げる場面もあった。ただ、米長期金利は戻りが鈍く、ドル買いは後退。また、リスク選好地合いによりドルへの買いは後退した。
・ユーロ・円は145円79銭から146円37銭まで上昇。
・ユーロ・ドルは1.0911ドルから1.0937ドルまで値を上げた。
・17時時点:ドル・円133円20-30銭、ユーロ・円145円10-20銭
・日経平均株価:始値27,985.93円、高値28,121.46円、安値27,983.97円、終値28,082.70円(前日比159.33円高)
【経済指標】
・日・2月機械受注(船舶・電力除く民需):前月比-4.5%(予想:-6.3%、1月:+9.5%)
・日・3月国内企業物価指数:前年比+7.2%(予想:+7.1%、2月:+8.3%←+8.2%)
【要人発言】
・植田日銀総裁
「賃金上昇が伴う形で物価目標を実現できるよう金融緩和を継続していく」(代読)
「物価上昇率のプラス幅、年度半ばにかけて縮小していく」(同)
・ブロック豪準備銀行副総裁
「いったん立ち止まり、(情勢を)見極めることが可能になった」
・コテキ・ポーランド中銀審議委員
「0.25%の利上げが必要と見込む」
・国際通貨基金(IMF)
「日銀のYCC、さらに柔軟性を持たせれば急激な政策変更阻止に寄与する可能性」
・カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁
「2%のインフレ目標は変更すべきではない」
「インフレ見通しについては債券市場ほど楽観的ではない」
・ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁
「入手可能なデータを精査し、どのような追加措置が必要か判断していく」《TY》