ホラー映画『禁じられた遊び』中田秀夫が人気小説を実写化
2023年4月9日 11:47
ホラー映画『禁じられた遊び』が、2023年9月8日(金)に公開される。『リング』の中田秀夫が監督を務め、橋本環奈、ジャニーズWESTの重岡大毅がW主演を果たす。
■人気ホラー小説『禁じられた遊び』を実写化
映画『禁じられた遊び』は、第4回「本のサナギ賞」で大賞を受賞した清水カルマの同名小説を実写映画化するもの。清水カルマのデビュー作でありながら、累計発行部数4万部を突破した人気ホラー小説だ。
■『リング』中田秀夫と平野隆が再タッグ
監督を務めるのは、『リング』『スマホを落としただけなのに』『事故物件 怖い間取り』などを世に送り出してきた中田秀夫。ホラーにとどまらず、サスペンス、ミステリーなど、様々なジャンルで恐怖を追求してきた中田秀夫が、『スマホを落としただけなのに』で企画プロデュースを務めた平野隆と2年ぶりのタッグを組む。なお、平野隆がホラー映画をプロデュースするのは初の試みとなる。
尚、映画『禁じられた遊び』は完成前にも関わらず、既に海外の映画配給会社などからもオファーがかかっている。スペイン語圏、中南米およびカリブ海地域、東南アジアなど、40カ国以上からの上映・配信オファーが寄せられているという。
■魔法の呪文“エロイムエッサイム”
物語のキーとなるのは、愛する人が帰ってくる魔法の呪文“エロイムエッサイム”。それは直人がただの遊びで教えた呪文のはずだった。伊原直人の息子・春翔が純粋な願いを込め、庭で母のためにその呪文を唱え始める姿を、直人のかつての同僚である映像ディレクター・倉沢比呂子が目撃。すると、彼女の身に異常な現象が起こり始めて……。
■橋本環奈×重岡大毅がW主演
映画『禁じられた遊び』でW主演を務めるのは、橋本環奈とジャニーズWESTの重岡大毅。2人が共演するのは初となり、また、重岡大毅がホラー作品に出演するのも本作が初となる。
倉沢比呂子…橋本環奈
映像ディレクター。サバサバした切り替えの早い性格。演じるのは、ホラー映画『カラダ探し』への出演も記憶に新しい橋本環奈。
伊原直人…重岡大毅(ジャニーズWEST)
比呂子の元同僚。息子・春翔におまじないを教えるが……。演じるのは、7年ぶりの映画出演となるジャニーズWESTの重岡大毅。
春翔…正垣湊都
直人の息子。過去、重岡大毅主演のミニドラマ「悲熊」にも出演しており『禁じられた遊び』にて再共演となる。
美雪
直人の愛する妻であり春翔の母。亡くなったはずの美雪が、純粋な想いとともに唱えられた魔法の呪文“エロイムエッサイム”によって蘇り、直人や比呂子に襲い掛かる。
■映画『禁じられた遊び』あらすじ
エロイムエッサイム、エロイムエッサイム… その言葉は、最凶の禁忌〈タブー〉。死者を蘇らせる、「禁断のあそび」が、始まる。
「トカゲはね、尻尾が切れても、また生えてくるんだ。」
「本当?じゃあ、この尻尾からまたトカゲが生えてくるの?」
「ああ。土に埋めて、おまじないするとまた生えてくるんだよ。」
微笑ましい親子の日常。庭に響く、少年の唱えるおまじない…それは、他愛ない冗談のはずだった。が、そんな幸せな日々が一転――家族に悲劇が起きてしまう。映像ディレクター・倉沢比呂子は、かつての同僚である伊原直人の家で、庭の盛り土に向かい、不可解なおまじないを唱え続ける直人の息子・春翔を目撃する。謎の呪文、トカゲの尻尾、指、白い影、蠢く盛り土、封印された家・・・そして彼女の身に異常な現象が起こりはじめる。それは、子どもの純粋な願いによって解き放たれた災いだった。この庭には、何かがいる。最凶の禁忌が比呂子と直人に襲いかかる!果たして、2人はこの迫りくる恐怖から逃れられるのか――?
【作品詳細】
映画『禁じられた遊び』
公開日:2023年9月8日(金)
出演:橋本環奈、重岡大毅、正垣湊都
原作:清水カルマ『禁じられた遊び』(ディスカヴァー文庫)
監督:中田秀夫
脚本:杉原憲明
企画・プロデュース:平野隆