LAホールディングスは「ホールディングス」となって以降の最高値を連日更新、配当方針やヘルスケア施設関連不動産での提携を好感

2023年4月4日 11:29

■子会社LAアセットとフィットの子会社が資本・業務提携

 LAホールディングス<2986>(東証グロース)は4月4日、4日続伸基調となり、午前10時にかけて4060円(35円高)まで上げて「ホールディングス」となった2020年以降の最高値を2日連続更新している。3月30日の正午に「配当方針に関するお知らせ」を発表し、以後連日高。4月3日には、子会社LAアセットとフィット<1436>(東証グロース)の連結子会社でヘルスケア施設を対象とした不動産投資事業を行う株式会社Fanta(東京都港区)との資本・業務提携を発表し、一段の買い材料になっている。

 配当方針については、基本方針である配当性向「30%以上目標」を維持しつつ、「年2回の剰余金配当が可能であり、前向きに検討して」いくとしたため期待が強まった。Fanta社との資本・業務提携では、LAアセット社がFanta社に対し一部資本出資を行い、両社のリソースの連携やノウハウ及びネットワークの相互活用によって、総運用資産500億円規模のヘルスケア施設への投資を目指す。また、将来的には両社協働によるヘルスケア施設特化型の投資法人創設に取り組むとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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