Amazonの衛星インターネット『Kuiper』、2024年後半にサービス開始

2023年3月17日 08:37

Amazonは14日、衛星通信サービス「Kuiper」の商用サービスを2024年後半に開始すると発表した。年内に試作タイプの衛星を打ち上げ、その後量産化を開始し、数年中には3000基を超える低軌道衛星を運営する方針。SpaceXが提供するStarlinkの競合となるサービスとなる。地球低軌道上に3236機の人工衛星コンステレーションを構築し、最大1Gbpsの高速インターネットサービスを提供するとしている(プレスリリースPC WatchロイターGIGAZINE)。 サービス提供地域や利用料金については現時点では未発表だが、Project Kuiperでは、構築費用が500ドル(約6万7000円)未満の顧客端末を設計するという目的を掲げており、2020年にそのマイルストーンを達成しているという。現在は端末の設計をより小さく、より手頃な価格でより機能的にするよう改良を続けているとしている。 

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