as far asとas long asの違いとは?

2023年3月9日 08:29

 前回から「I don’t know」の代替表現を紹介しているが、今回紹介する「as far as~ / as long as~」も「I don’t know」の代替表現として用いられる表現の1つだ。「~する限り~だ」との意味で覚えている人もいるだろう。

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 だがこの2つは、使い方・使う場面が異なり、これらを正しく使い分けるのは意外に難しい。今回は「as far as、as long as」の違いについて紹介する。

■as far as と as long as どっち?

 早速だが以下の例文にどちらが当てはまるか考えてみて欲しい。

例)
1. As () as you study hard, you will pass the exam.
2. As () as I am aware, there is no issues.

■as far as

 as far asは「to the extent of something」である。つまり「~の範囲で」を表している。

 従って、「As far as I know(私の知る限りでは~)」「As far as I remember(私が覚えている限りでは~)」「As far as I see(私が見ている限りでは~)」のように使われる。

例)
She wasn’t here at the time as far as I remember.「私が覚えている限り彼女はその時間ここにはいなかった」

■as long as

 一方でas long asは、「if」または「on the condition that~」である。つまり「もし~であれば、~という条件のもとに~」を表している。

 従って「As long as you want ~(もしあなたがお望みなら~、好きなだけ~)」「As long as I have time(時間がある限り~)」のような一定の条件となる文節がas long asの後に続く。

例)
You can stay here as long as you pay more.「追加の支払いで滞在可能」

 以上の解説から最初の質問の回答が分かるのではないだろうか。正解は「1.long」「2.far」である。今回の記事を参考に上手く使い分けられるよう練習して頂きたい。(記事:newpowersoul・記事一覧を見る

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