塩野義製薬の「ゾコーバ」、新型コロナの後遺症を45%削減
2023年2月24日 16:30
塩野義製薬は22日、COVID-19治療薬「ゾコーバ」の臨床試験の6カ月間の追跡調査を発表した。それによると、のどの痛みや倦怠感などの症状が継続するリスクが、プラセボ(偽薬)を服用した人と比べて45%減少しているという。感染初期にウイルスを減らすと後遺症のリスク低減につながる可能性があるという。同社は今後、12か月時点まで追跡調査を続ける予定。良好な結果が得られれば、予防効果としての追加の承認申請もしたい考えであるとしている(朝日新聞、日経新聞、NHK、市況かぶ全力2階建)。 あるAnonymous Coward 曰く、 直接の症状に対してはあまり効果が無いのではと評判の悪かったゾコーバだが、後遺症には大きな効果があったということで、一躍評価が見直される事態となっているようだ。