Lib Workは3Dプリンター住宅への進出など注目され戻り高値に進む

2023年2月21日 14:45

■24年6月期にモデルハウスを建築、25年6月期の一般販売を計画

 Lib Work(リブワーク)<1431>(東証グロース)は2月21日の後場、次第に強含む相場となり、782円(7円高)まで上げ、このところの回復相場で高値に進んでいる。注文住宅や建売住宅の設計、施工、販売を行い、インターネットやロボット無人モデルハウスなどのIT集客で販売し、2月10日に第2四半期決算(2022年7~12月・累計)を発表したあたりから出直り傾向を強めている。3Dプリンター住宅への進出を明らかにし、住宅業界では初めて住宅のCO2量の算出・明示を開始など、積極的な取組姿勢に注目が集まっている。

 自社で施工した住宅のCO2量を資材から建築工程、将来の解体に至るまで算出し、製品のライフサイクル全体を通じて排出されるCO2量を表示する「カーボンフットプリント」を住宅業界で初めて明示した。また、3Dプリンター住宅の開発に向けた取組では、熊本県山鹿市の廃校となった旧小学校を「公募型プロポーザル方式」で落札し、研究室・実験場として活用することで実用化をめざし、2024年6月期にはモデルハウスの建築を実現し、25年6月期の一般販売開始を計画する。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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