ブライトパス・バイオは国立がん研究センターとの共同研究開始が好感され一段と出直る

2023年2月16日 10:36

■今年に入っての高値を約1カ月ぶりに更新

 ブライトパス・バイオ<4594>(東証グロース)は2月16日、一段と出直りを強める相場となり、取引開始後に17%高の228円(34円高)まで上げて約1カ月ぶりに今年に入っての高値を更新し、午前10時を過ぎても210円前後で強い展開となっている。15日の15時に「国立がん研究センター東病院との共同研究開始のお知らせ」を発表し、買い材料視されている。同社が開発を手掛けるがん治療抗体医薬シードの標的に関して共同研究を行うことになったとした。

 発表によると、同社は従来の標準治療の適用が困難な難治性・進行性のがんに対する新規のがん免疫治療薬の開発を行っている。開発の対象には、抗腫瘍免疫を高める抗体も含まれている。共同研究では、このような抗体医薬シードの標的となりうる、抗腫瘍免疫抑制に関与する分子について、遺伝子発現解析や免疫学的情報の収集などを行う。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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