東京エレクトロンが堅調に始まる、台湾UMCの工場増設報道や米半導体株指数高など好感

2023年2月16日 09:54

■3月末に株式3分割の予定で注目度高い

 東京エレクトロン<8035>(東証プライム)は2月16日、堅調に始まり、取引開始後は4万7080円(510円高)まで上げて出直っている。NY株式市場でNASDAQ総合指数と半導体株指数SOXが続伸した上、「半導体受託製造(ファウンドリー)世界大手の台湾・聯華電子(UMC)が三重県桑名市の既存工場内に新しい製造棟を建設する方向で検討していることが分かった」(日刊工業新聞電子版2月16日)と伝えられ、買い材料視されている。

 また、同社は、2023年3月31日(金曜日)を基準日として、同日付の株主の所有する当社普通株式を、1株につき3株の割合をもって分割すると発表済みで、分割後は最低投資金額が3分の1になるため、新たな投資家層の流入が期待されている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事

最新記事