東京為替:ドル・円は軟調、132円割れの場面も

2023年2月14日 17:13

*17:13JST 東京為替:ドル・円は軟調、132円割れの場面も

14日の東京市場でドル・円は軟調。米10年債利回りの低下でドル売りが先行し、早朝の132円49銭から値を下げる展開に。日銀総裁人事の国会提示で当面の緩和を見込んだ円売りに振れる場面もあったが、米金利安でドルは午後に131円77銭まで弱含んだ。

・ユーロ・円は142円05銭から141円52銭まで下落。
・ユーロ・ドルは1.0719ドルから1.0746ドルまで値を上げた。

・17時時点:ドル・円132円00-10銭、ユーロ・円141円70-80銭
・日経平均株価:始値27,705.37円、高値27,721.82円、安値27,553.18円、終値27,602.77円(前日175.45円高)

【要人発言】
・植田元日銀審議委員
「国会の承認を得られれば誠心誠意がんばる」
・松野官房長官
「日銀人事、適切な金融政策運営を行う方を念頭に検討した」
「日銀には引き続き適切な金融政策運営を期待」
・鈴木財務相
「ウィズコロナの下、景気が緩やかに回復していることが示された」
「海外景気の下振れが日本への下押しリスク」
・西村経産相
「(日銀総裁人事に関連)デフレから脱却しアベノミクスを仕上げることを期待」

【経済指標】
・日・10-12月期GDP速報値:前期比年率+0.6%(予想:+2.0%、7-9月期:-1.0%←-0.8%)
・英・10-12月ILO失業率:3.7%(予想:3.7%、9-11月:3.7%)《TY》

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