円高が再燃、為替「1円31銭の円高・ドル安」と伝えられる

2023年2月8日 12:38

■米FRB議長「ディスインフレのプロセスが始まっている」

 2月8日午前の円相場は円高が再燃し、朝方の1ドル131円10銭前後(前日夕方に比べ80~90銭前後の円高)からシジリ上げ幅を広げ、午前10時には「1ドル=130円84~86銭と前日17時時点と比べて1円31銭の円高・ドル安」(日経速報ニュース)などと伝えられている。日経平均は午前9時半頃に224円94銭安(2万7458円53銭)まで下押す場面があった。その後は回復傾向となっている。

 米FRB(連邦準備理事会)パウエル議長が7日、これまで引き上げてきた金利政策を当面維持する姿勢を示した一方で、「ディスインフレのプロセスが始まっている」などとインフレのピークアウトをイメージさせる意味合いを示したと伝えられ、一方的な金利上昇によるドル高(円安)は沈静化するとの観測が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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