「on = ~の上」と覚えては英語は話せない? part2 コアで覚える英語 - 前置詞 (6)
2023年1月23日 07:54
前回に引き続き、今回は前置詞「out」のコアパート2を紹介していく。
【前回は】「on = ~の上」と覚えては英語は話せない? part1 コアで覚える英語 - 前置詞 (5)
■onのコア
「on」のコアは、「~に接触して」である。ポイントは必ずしも「~の上に」ではなく、水平・垂直方向を問わず「接触関係」を表す。また物理的な接触だけでなく抽象的なものや事柄の接触も表す。
■出来事が(日・時)に行われる
「その出来事がその特定の日時に接触している」という、コアイメージと考えることができる。
例)
1. The meeting will be held on January 23.「ミーティングは1月23日に開催予定」
2. These trains leave on the hour.「これらの列車は正時に出る」
3. He came here on time.「彼は時間ピッタリにここに来た」
上記の例文から「on + 時間」の場合、ある事象の発生がその時間にピンポイントであることを表しているのが分かる。時間を表すのに「in」を用いる場合もある。この場合はピンポイントではなく一定の期間を表している。
例)
Sometimes it snows in April.「4月に雪が降ることもある」
■(運動の途中を表して)~の途中で・(動作の方向を表して)~に向かって、~をめがけて
そのコアから「動作が何かの目的に接触している」と解釈することができる。
例)
1. I’m on my way home.「帰宅途中」
2. I’ll go on a trip.「旅行に出かける」
3. You’ll see it on your left side.「それはあなたの左手に見える(見つけることができる)」
短い旅行の場合は通常tripを使う。以前Go Toトラベル(Go to travel)というキャンペーンが、あったがこれは表現としては自然とはいえないだろう。travelには既に旅行に“行く”という意味が含まれている。
次回も更に「on」の使い方について紹介する。(記事:newpowersoul・記事一覧を見る)