日本一深い六本木駅でエレベーター故障中、製造元メーカーの部品調達めど立たず
2023年1月18日 11:17
産経新聞の記事によれば、都営地下鉄大江戸線の六本木駅に設置されている国内で最も深い場所にあるエレベーターが故障し、復旧のめどが立っていないという。記事によれば、このエレベーターはフィンランドのコネ社製だが、日本から撤退ずみだった。修理には部品をフィンランドから輸入しなければならないことが判明したという。深さ約42メートルの地下7階にあるホームのエレベーターが使えないことから、車椅子などの利用者は迂回する必要が出ているそうだ(産経新聞)。 大江戸線では、複数の駅に設置されたエレベーターの入札でコネ社などの共同企業体(JV)が受注していた。他の駅では別のメーカーのものに更新されているが、六本木駅は更新に向けて準備している最中だったという。保守業務を担当している東芝エレベータによると、故障した部品の調達時期について「現時点では未定」であるとしている。