スバル、新型インプレッサを東京オートサロン2023で初公開

2023年1月18日 11:01

 スバルは13日、「東京オートサロン2023」で、インプレッサの最新モデルを、日本仕様のプロトタイプとして初公開した。

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 インプレッサは1992年に発売されたスバルのフラッグシップモデル。今回初公開されたのは6代目だ。前代までの「インプレッサSPORT」から「インプレッサ」への改称が決まっている。

 新型インプレッサでは、安全性能や動的質感の進化がメインテーマとなり、デザインから装備まで大幅な見直しを受けた。

 安全性能では、デジタルマルチビューモニターを搭載。3Dビューやトップビューの採用により、車両周囲をチェックしやすくなった。画面表示も高精細な仕様により、使いやすさや見やすさが向上している。

 ほかにもフルLEDハイ&ロービームランプを装着し、LEDコーナリングランプも採用。夜間でも強力なライトで視界を確保できる。

 動的質感の面では、シート構造に注目だ。大学医学部との共同研究により医学的知見を取り入れ、仙骨を押さえるシート構造を採用。骨盤を支える構造となっている。頭部に車体の揺れが伝わる状況を防ぎ、快適な乗り心地につなげる。

 シートの固定構造も見直した。従来型はブラケットを介していたが、新型インプレッサでは車体へダイレクトにシートレールを固定した。シート自体の揺れを押さえ、快適性を上げるためとされる。スバルグローバルプラットフォームの改良なども施しており、快適な居室空間を期待できるだろう。

 新型インプレッサは、2023年春からの受注開始を予定している。

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