ミュージカル『ジプシー』大竹しのぶ・生田絵梨花出演、東京・大阪など全国4都市で
2023年1月1日 18:23
ミュージカル『ジプシー(GYPSY)』が2023年4月9日(日)から4月30日(日)まで、東京芸術劇場プレイハウスにて上演され、その後、大阪、愛知、福岡公演が実施される。大竹しのぶ、生田絵梨花らが出演し、演出はクリストファー・ラスコムが務める。
■アメリカン・ミュージカルの傑作『ジプシー』
ミュージカル『ジプシー』は、かつて実在したストリッパーのジプシー・ローズ・リーの回顧録をもとに制作。“究極のショー・ビジネス・マザー”の代名詞となった母ローズに焦点を当て、舞台で活躍する2人の娘を育てたローズを追うと共に、煌びやかなショービジネスの苦難を愛情たっぷりに描いた作品だ。
初演で“ブロードウェイの女王”と呼ばれたエセル・マーマンが主役のローズを演じて以降、各時代で活躍する名女優が演じ続け、1990年トニー賞・ベストリバイバル、2016年ローレンス・オリヴィエ賞・ベストリバイバルを受賞するなど、初演から半世紀たった今でも世界中で愛されている。
■あらすじ
ステージママのローズは、2人の娘ルイーズとジューンをヴォードヴィルの世界で活躍させようと、オーディションで知り合ったハービーと一座を作り、各地の劇場へ娘たちを売り込んでまわる。
やがて、下の娘ジューンが脚光を浴び始めるも、ローズは自分のわがままで売れるチャンスをふいに。愛想を尽かしたジューンは、一座の青年タルサと駆け落ちし、家を出る。諦めないローズは、ルイーズと共に再起を図ろうとするが、ルイーズの歌唱力やダンスの技術は、ジューンには敵わなかった。
そんな時、ルイーズがある手違いでストリップ劇場の仕事を受けてしまう。抵抗するローズだったが、お金のためだと言いルイーズは舞台に立つと宣言する―
■登場人物
■ローズ(大竹しのぶ)…娘たちをショービジネスの世界で成功させようと躍起になるステージママ。
■ルイーズ(生田絵梨花)…ローズの上の娘。後に“バーレスクの女王”と称されるようになる。
■ジューン(熊谷彩春)…ルイーズの妹。歌唱力があり、ダンスの技術もある。
■タルサ(佐々木大光(7 MEN 侍/ジャニーズJr.))…ジューンと駆け落ちする青年ダンサー。
■ハービー(今井清隆)…ローズと手を組み、娘たちを売り込む。次第にローズに惹かれていく。
■演出はクリストファー・ラスコム
また、演出は、2016年『Nell Gwynn』でローレンス・オリヴィエ賞新作コメディ賞を受賞したクリストファー・ラスコムが担当。これまでシェイクスピア作品をはじめ、『ロッキー・ホラー・ショー』や『The Madness of George III -英国万歳-』などの話題作を演出し、高い評価を得ている。
■公演概要
ミュージカル『ジプシー』
演出:クリストファー・ラスコム
作詞:スティーヴン・ソンドハイム
作曲:ジュール・スタイン
脚本:アーサー・ローレンツ
翻訳・訳詞:高橋亜子
出演:大竹しのぶ、生田絵梨花、熊谷彩春、佐々木大光、今井清隆、鳥居かほり、麻生かほ里、咲良、石田圭祐、泉拓真、安福毅、出津玲奈、岩崎ルリ子、江村美咲、砂塚健斗、高瀬育海、山田裕美子、横田剛基、大久保実生、久住星空、古閑暁奈、酒井希愛、中村環菜、三浦あかり、入内島悠平、占部智輝、黒岩竜乃介、櫻井碧人、立花優愛、鳴海竜明、前田晴秋、涌澤昊生
■東京公演
上演期間:2023年4月9日(日)~4月30日(日)
会場:東京芸術劇場プレイハウス
住所:東京都豊島区西池袋1-8-1
チケット発売日:2月25日(土)
チケット料金:S席 14,500円、A席 11,500円
■大阪公演
上演期間:5月4日(木・祝)~5月7日(日)
会場:森ノ宮ピロティホール
住所:大阪府大阪市中央区森ノ宮中央1-17-5
■愛知公演
上演期間:5月12日(金)~5月14日(日)
会場:刈谷市総合文化センター アイリス 大ホール
住所:愛知県刈谷市若松町2-104
■福岡公演
上演期間:5月19日(金)~5月21日(日)
会場:キャナルシティ劇場
住所:福岡県福岡市博多区住吉1-2-1
【問い合わせ先】
<東京公演>サンライズプロモーション東京
TEL:0570-00-3337(平日 12:00~15:00)