LEXUS、「RC」「RC F」を一部改良 走行性能や安全性を向上

2022年12月26日 08:54

 LEXUS(レクサス)は22日、スポーツクーペ「RC」と「RC F」の一部改良を発表した。改良版の発売はともに2023年1月9日を予定している。

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 RCとRC Fは、2014年に発売されたスポーツクーペ。とくにRC FはV型8気筒 5.0Lというエンジンを武器に、レーシングスピリットの継承をアピールしている。2022年11月時点の世界累計販売台数は、RCが7万4,000台、RC Fは1万1,000台。

 今回の一部改良では、足回りや予防安全技術、インストルメントパネルなどが対象になった。足回りではRC、RC Fともにワッシャつきハブボルトを使い、ハンドリング性能を向上。ホイールデザインではRCが”F SPORT”専用のENKEI製を追加。RC Fでも新デザインの鍛造アルミホイールを採用しており、ハイパフォーマンスを見た目からアピールしている。

 予防安全技術では、RCとRC FともにLexus Safety System+をアップデート。プリクラッシュセーフティの視野を広げ、夜間の歩行者や昼間に移動中の自転車、交差点右折前に前方から走る対向直進車なども検知可能になった。またレーントレーシングアシストでは、車線内の中央をキープできるようにコントロールを支援。今回の改良ではAI技術を活かし、支援範囲を広げ、スムーズなサポートを実現している。

 インストルメントパネルデザインでは、RCとRC F共通でタッチパネル式ディスプレイを採用。ほかにもRC Fでは電動パーキングブレーキにブレーキホールドを追加し、全車に標準装備。ブレーキホールドは、ブレーキを踏んで停車するとかかったままになるものだ。

 希望小売価格は、RC350が662万9,000円~714万1,000円、RC300hが626万2,000円~677万4,000円、RC300が581万4,000円~632万6,000円。RC Fが1,058万円~1,455万円(北海道地区では異なる価格)。

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